2014年のザ・シンフォニーホールを彩るのはニューヨーク・フィルだけではありません。
テミルカーノフ率いるサンクトペテルブルグ・フィルをはじめ、世界中から名指揮者とトップ・オーケストラが来日!
3年前の来日が記憶に新しいキーシンも登場します。2014年も感動と興奮の1年となりそうです!



巨匠ムラヴィンスキーが率いた旧ソ連最高のオーケストラ、レニングラード・フィルの栄光を今に受け継ぐサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団。ムラヴィンスキーが徹底的に鍛え上げた一糸乱れぬ"鉄壁のアンサンブル"は、今もなお多くの音楽ファンに伝説として語り継がれています。現在は、巨匠テミルカーノフが、芸術監督としてそのサウンドをさらに深化させ、第2の黄金時代を築き上げています。
今回は、誰もが聴きたかったチャイコフスキーのプログラム!前半は、庄司紗矢香を迎えての「ヴァイオリン協奏曲」。メインは、輝かしい希望に満ちた第4楽章が儚くも力強い「交響曲第4番」! チャイコフスキーならではの浪漫に彩られた名曲を、ロシアの大地の地鳴りのようにスケール大きな演奏で心行くまでご堪能ください!


鳴り止まない拍手とブラヴォーの歓声。終演予定を大幅に超え、終わらないアンコールに、高まる期待・・・。あの異様な熱気と興奮から3年・・・。
現代最高のピアニストの1人、稀代の神童と呼ばれたエフゲニー・キーシンが帰ってきます!
美しい音はどこまでも美しく、重い音はどこまでも重く、そして深く。ピアノから多彩な音色を引き出し、壮大で感情豊かな音楽へと昇華させていく、21世紀の巨匠キーシン。目にも止まらぬ速さと力強さで華麗に弾きこなす、究極の言葉がふさわしいキーシンのピアニズムを、ぜひ目に耳に焼き付けてください!
世界を震撼させる指揮者界のカリスマ、ワレリー・ゲルギエフの新たな伝説が生まれます!
35歳で芸術監督に就任して以来20余年、今や世界最高レベルにまで育て上げた手兵マリインスキー歌劇場管弦楽団と共に、巨匠ゲルギエフがやってきます! ゲルギエフが、初めてザ・シンフォニーホールに登場したのは、1987年。何と豪華にも、エフゲニー・キーシンやワディム・レーピンといった旧ソ連の天才アーティストたちを引き連れての登場でした。以来、芸術大国ロシアが育んだ大迫力のオーケストラ・サウンドを響かせてくれたゲルギエフ。今回もまた、こだわり抜いたプログラムで、野性味溢れる疾風怒濤の音楽を鮮やかに描き上げます!
ゲルギエフ&マリインスキー管の最高の組み合わせで、鳥肌が立つように素晴らしい真のロシアン・サウンドを体感してください!


メータ率いるイスラエル・フィルがやってきます! メータが25歳の1961年に初めてこのオーケストラの指揮台に立って半世紀。1969年から音楽顧問として、1977年からは音楽監督としてメータとイスラエル・フィルは精神的な統一感とともに奇跡の音楽を生み出してきました。ザ・シンフォニーホールでも1982年の開館以降、バーンスタインやメータの指揮で数々の歴史的名演を遺してきたイスラエル・フィル。個性的でありながら、世界最高の弦と賞賛される弦楽器、そして華麗なる管打楽を持つイスラエル・フィルの濃密で豊麗なサウンドで、名曲たちが甦ります。
メータ&イスラエル・フィル…この響演でしか味わえない神々しい輝きに満ちた音楽は、我々の心に深く響き渡るに違いありません!!